新型コロナウイルスの影響は?

おでちん

2020年02月11日 19:25

你好!!

世界第2位の経済規模を誇る経済大国、中国。今、そんな国を騒がせているのが新型コロナウイルス。今や世界中で猛威を振るい、感染者は日本国内にも広がっている。

未だ収束の兆しは見えず…。観光は?経済は?東京オリパラは?などなど、不安は拡大の一向。

冒頭にも述べたとおり、中国は経済大国。例えば、中国の消費需要が1年で最も盛り上がる春節の大型連休には、世界人口の約40%に当たる延べ30億人の中国人が大移動する。世界規模でヒト・モノ・カネの動きに影響が出るのは言うまでもない。

昨年、訪日外国人の旅行消費額を国別に見るとこんな感じ↓




訪日外国人の旅行消費額は全体で4兆8,113億円。そのうち、中国が1兆7,718億円と全体の36.8%を占める割合。正にチャイナマネー様様な状態である。

さて、本題の新コロナウイルス。よく引き合いに出されるSARS(重症急性呼吸器症候群)を参考に…。




SARSが世界中に猛威を振るったのは今から17年前の2003年。ちょうど、小泉政権がビジット・ジャパン事業を開始した年に重なる。そんな2003年の数字↓

【2003年】
・訪日外国人者数:5,211,725人
・訪日中国人者数:448,782人(全体の8.6%に割合に止まる)

あれから17年。中国の経済成長と共に訪日中国人は爆伸を遂げる。2019年↓

【2019年】
・訪日外国人者数:31,882,100人
・訪日中国人者数:9,594,300人(全体の3割を占める)

この急伸ぶりは沖縄も同様。昨年、沖縄に訪れた外国人観光客は過去最高の293万人を記録、外国人が観光客全体の約3割を占めるまでに増加。(沖縄に訪れる中国人の観光客数は台湾に次いで2番目)




SARSが猛威を振るった当時と今では、訪日外国人者数が桁違い。沖縄観光に与える影響は、SARSの時より新型コロナウイルスの方が桁違いに深刻。

そして…

新型コロナウイルスの影響により、今年度、弊社は中国人インターンシップ生の招へい危機。これまた超深刻。

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