おでちんの時々日記

いよいよ、空の業界を大きく変える新IIT運賃がスタート。ANAは搭乗の355日前から、JALは搭乗の330日前から早期予約が可能になります。利用客にはメリットが多いね。

新IIT運賃は、空席状況に連動して運賃が変動するダイナミックプライシング（価格変動型運賃）。航空会社の狙いは至ってシンプルで、残席数を減らして収益の拡大を目指すもの。

現在は誰もがスマートフォンを所有し、簡単・手軽に情報を入手することができる世の中。新IIT運賃の導入は時代の流れ。

今後、旅行会社の店頭に並ぶ紙のパンフレットやチラシは消えるだろうね。運賃が「時価」となり変動するため、紙媒体に旅行代金を明記することが不可能となる。販売ツールは完全にインターネット主流へ。

旅行会社には色々と悩ましい新IIT運賃。変動する運賃に合わせて、パッケージツアーの代金を連動させるシステムを持たなければならない。しかし、システムの構築費は莫大な額。正に死活問題。